リバースモーゲージ トラブル

自宅を担保にお金を借り、死後その自宅を売却して借金を返済するリバースモーゲージは、個々数年取り扱い銀行も増えてきて、認知度も少しずつ上がってきています。

特に最近は年金の支給も遅くなり、退職金が思っていたよりも少なかったりと老後のお金に不安のある方が多いのが現状です。リバースモーゲージは自宅を売却することなくお金が借りられるということで、人気も高まってきています。

東京スター銀行のリバースモーゲージはすでに利用者数が3500件を超え、相談会にも多くの方が足を運ばれているようです。

ところが、リバースモーゲージは新しい制度ですし、その理解も低く、トラブルが起こる可能性も高いと考えられます。

では、いったいどのようなトラブルが起こるのでしょうか?

1)相続人への説明不足

お子様、ご兄弟がいる場合、無くなった後に相続できると思っていた家を相続できないとなるといざこざの元となります。
多くの銀行では推定相続人の了解を得る必要があるということで、承諾書にサインなどがないと契約できないことになってはいますのでとりあえずは安心ですが、説明不足だと後々のトラブルに発展することもあります。

2)金利上昇のリスク

現時点(2014年9月)では、金利は史上最低と言われていますので、リバースモーゲージの金利も低く抑えられています。多くの銀行は3%前後と、住宅ローンの1%前後に比べるとかなり高額ですが、それでもカードローンなどと比べるとかなりの低い金利となっていますので、現時点ではリスクとはいえません。

しかし、今後の金利が上昇し、4%、5%・・・と金利が上昇した場合、毎月金利だけを返済していてもかなりの負担になります。
住宅ローンや他のローンと違い、リバースモーゲージは基本的に元本を返済しませんので、毎月の金利が減っていくことがありません。ですので、金利が上がれば上がる分だけ負担になるということです。

3)地価の下落

現時点(2014年9月)では、地価は都会の地価は上昇傾向にあり、このようなトラブルは起こる可能性は低いですが、今後はどうかわかりません。もし、、地価が大きく下落し、融資残高分が上回るようなことがあると、借り入れした額をオーバーする可能性だってあります。そして、銀行にはオーバー分を一括で返済しないと、強制的に自宅が競売にかけられ清算されるかもしれないのです。

4)契約者の死後の配偶者の住む家

リバースモーゲージを取り扱う多くの銀行では、契約者が無くなった後すぐもしくは3年以内に自宅を売却して借金の返済をするようになっています。多くの家庭では旦那様が契約者となると考えますので、もし旦那様が先になくなった場合(平均寿命からして、そのほうが多いのではないでしょうか?)、残された奥様は自宅に住むことができず、家を失ってしまうことになります。
旦那様の死後、多くの資産があれば奥様一人なので老人ホームなどに入居できればよいですが、資産が残っていなければそれも儘なりません。

5)信頼できないローン会社のリバースモーゲージ

現時点でリバースモーゲージは、銀行及び信託会社が取り扱っているようですが、このような銀行以外にも、リバースモーゲージと謳って、消費者金融まがいのローン会社が不動産担保にお金を貸し出しているところもあるようです。
調べてみると、金利は一応3%~となっていますが、くせものは「~ から」と書かれていて、いったいいくらなのかもわかりません。

実際に、国民生活センターには、自宅を担保に期間2年、毎月の受取額30万円で契約した高齢者が、20カ月を過ぎた時点で、振り込みが止まり、いきなる自宅の競売通知が送られてきたという相談例があるそうです。

 

このように、その仕組が難しく、いろいろなトラブルが考えられるリバースモーゲージですが、少なくとも東京スター銀行であれば、4)の配偶者の問題はクリアしています。というのも、東京スター銀行のリバースモーゲージは、契約者が無くなった後でもその配偶者が一定の条件が満たせば契約を引き継げ、引き続きその家に住むことができるのです。また、東京スター銀行では預金連動型ローンとなっていて、普通預金口座にお金を預けていれば、その分の金利負担が無料になるということなのでとてもありがたいです。

関連記事

おすすめ記事

ページ上部へ戻る