マイホーム借り上げ制度とリバースモーゲー

一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)の「マイホーム借上げ制度」とリバースモーゲージ、いずれもシニア世代が自分の家を運用する制度ですが、どちらがお得なのでしょうか?

JTIのマイホーム借り上げ制度とは?

シニア世代が自宅をJTIを通じて現役世代に敷金・礼金なしで貸すシステムです。

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画像は一般社団法人 移住・住みかえ支援機構(JTI)https://www.jt-i.jp/lease/よりお借りしました

老後夫婦二人では大きすぎる住宅を子育て世代に貸し、自分たちはその家賃で小さめの家にうつったり、老人ホームに入居したりできるわけです。

家は終身で貸すことができ、3年毎の更新で、更新時に申し出をすれば自宅に帰ることもできます。また、家賃補助がありますし、なにより、その家は契約を解除すれば自分のものになるので子供に相続することができます。

面倒な借り主探しや賃貸契約もすべてJTIが行うので、貸主であるシニア世代はとても楽に家が貸せます。

取扱地区は全国で、マンションも可能です。

デメリットとしては、この制度を利用するのにあたり、事前の建物調査が必要であり、必要に応じて補強・改修が必要なんだそうです。特に耐震診断の結果、現在の耐震基準を満たさない場合は必ず補強工事を行う必要があるそうで、資金も必要ですし(ローンを組むことも可能)なかなか、そこが難しいようです。

また、家賃は周辺相場の80%~90%と、あと15%は手数料としてさしひかれますので、普通に賃貸するより30~40%は低い金額しか家賃収入は望めません。その地区で10万円で貸せる物件であっても、6~7万円くらいの家賃収入しか手元には入ってこないということです。
当然、その物件になにかあった際の修繕費などは負担しなければいけませんし、固定資産税やマンションであれば管理費・修繕積立費も負担する必要があります。

では、リバースモーゲージの場合はどうでしょうか?

リバースモーゲージは家賃収入とは違い借金です。最初に全額借りるのか、毎月一定額借りるのか、都度借りるのかはその商品によって違いますが、契約者に選択肢があります。
当然借金ですので、利息の返済は発生します。中には利息を含んだ額で最終的に一括返済という形をとてっているところもありますが、その場合は借りられる金額が少なくはなります。

マイホーム借り上げ制度との違いは、契約者が死亡後にその物件で一括返済しなくてはいけないということです。

ですので、相続させる必要のない家、である必要があります。しかし、マイホーム借り上げ制度であれば3年間の契約後にはいつでもその家に戻ることができます。

マイホーム借り上げ制度、リバースモーゲージどちらもとの特性をよく理解して、選べばよいでしょう。

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