みずほリバースモーゲージ あまり普及しない訳

みずほ銀行のリバースモーゲージは2013年秋に取り扱いを開始し、1年が経ちました。その経過についてのみずほ銀行のリバースモーゲージ担当者さんのインタビュー記事がありました。

suumジャーナル みずほ銀行がリバースモーゲージをはじめて1年。その手応えは?

こちらのブログでみずほリバースモーゲージを紹介した当時(2013年11月)は、東京都内で評価額が4000万円以上の住宅がリバースモーゲージの対象だったのが、現在では東京・神奈川・千葉・埼玉の評価額も2000万円からと低くなりました。

当初みずほさんのウェブサイトも簡単なものでしたが、現在はかなり内容も充実して、テレビCMまで打っているようです。

そのおかげか現時点で問い合わせは多いそうですが、みずほさんの予想した契約件数より少ない件数の取り扱いにとどまっているそうで、その問題点が書かれていました。

1)認知度が低い

みずほさん頑張ってテレビCMを打っていたようですが、あまりそれでは認知度が上がらなかったようですね。たしかに、取り扱いが東京都周辺のみですし、評価額2000万円ん以上の土地に住んでいるという方はかなり少ないですしね。

2)相続人に理解が難しい

相続人である子どもたちが自分たちが相続するはずだったものを、親が亡くなった後に処分しなければならないのを理解してくれないというケースが少なくないようです。親世代が継がせる気がなく、リバースモーゲージの契約をしようとしても法定相続人である子どもたちの承認がないとリバースモーゲージは契約できないためです。当然銀行側はそれでは困るので、担当者が丁寧に説明とかしているそうなので、かなり銀行側としても個人的な感情にも寄り添わなくてはいけないので大変そうです。

3)借金してまでも・・・

リバースモーゲージは簡単に言えば、自宅を担保にした借金です。みずほ銀行さんのリバースモーゲージは老後のレジャーやリフォームなどの余裕資金にする人をターゲットにした裕福な家庭向けの商品です。
そんな方たちが、いまさら借金までしてレジャーなんて、、とかんがえるのはしごく当然です。

リバースモーゲージはあくまでも借金ですので、一生借金を背負うことになります。

みずほのリバースモーゲージは毎月の金利の返済は、元本に組み込まれるので支払う必要はありませんが、もし金利が上昇してしまうと、思ったよりも先に担保額を超えてしまうかもしれません。そうなると一括返済を求められる可能性だってあります。そんな危険な借金を老後にするのは大変です。

4)配偶者の問題

これは記事には書かれていませんでしたが、みずほのリバースモーゲージは契約者(旦那さん)が亡くなったら契約は終わりで、その後配偶者(奥さん)が生き残っても自宅を売却することで返済をしなくてはいけなません。当然、残された奥さんは住むところがなくなりますので、その問題は重大です。高齢になってから住む場所を探すことは大変です。ましてや旦那さんをなくされて1人で新しい場所に住むことは精神的にも辛いことです。
おそらくこれも、リバースモーゲージ利用の大きな壁となっているのではないでしょうか。

今後、リバースモーゲージの認知度が上がり、もっといろいろな銀行が取り扱いを始め、サービスも充実してくればもう少し取扱が増えていくのではないかと思います。

私も1人暮らしで老後は不安ですので、ぜひリバースモーゲージを利用したいとおもっていますが、現状ではやはりいろいろと難しいところがありそうです。ぜひ、銀行さんにも頑張って欲しいものです。

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