東北地方のリバースモーゲージの現状

東北地方でもリバースモーゲージローンを取扱う銀行が増え、荘内銀行(山形県)、北都銀行(秋田県)、七十七銀行(宮城県)の3つの銀行となりました。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201609/20160930_72002.html
しかし、こちらのこちらの記事では、その3銀行のリバースモーゲージローンの販売が振るわないと紹介されていました。
七十七銀行では2015年10月から開始したにもかかわらず、まだ2件の取扱しかないそうで、他の銀行に関しても、ほとんど成約に至っていないそうです。
原因としては、
1・地方では土地だけでなく自宅まで担保にいれることに抵抗がつよい
2・首都圏などに比べると東北の不動産の評価額は低く、融資できる金額も低くなり、通常の融資との差別化が難しい
と指摘されていました。
未だ首都圏でもなかなか広がりを見せないリバースモーゲージですが、地方では更にその普及には多くの壁があるようです。
ですが、七十七銀行が開いたリバースモーゲージのセミナーには230人もの人が集まり、関心は高いようです。
おそらく、昨年から多くの地方銀行、信用金庫がリバースモーゲージの取扱をはじめましたが、多くの地域では東北の現状と同じような感じなのではないのでしょうか。